GPGPUモデルで OpenACC Toolkit の無償インストールを開始しました

先日NVIDIAが大学関係者のみにNVIDIA OpenACC Toolkitの無償提供を開始したことを受けてNVIDIAのTPPパートナーであるG-DEP/UNIVでは自社が販売する全てのGPGPUモデルに NVIDIA OpenACC Toolkitの受託プレインストールサービス※を開始しました。

1回のコーディング、シンプルなディレクティブで各種環境に対応

OpenACC Toolkitがあれば、驚くほど簡単にOpenACCを始められます。研究者のみなさんがGPUのプログラミングをさっと簡単に行うために必要なものは、すべて揃っています。

「PGI Accelerator Fortran/C Workstation Compiler Suite for Linux」
業界をリードするこのコンパイラが大学関係の開発者や研究者の方々に無償で公開されるのは初めてのことです。
商業的に利用したい場合も、最初の90日間は無償で試用可能で、もちろんOpenACC 2.0規格もサポートしています。

「NVProf Profiler」
コードを高速化できるシンプルなコンパイラ・ヒント、OpenACC「ディレクティブ」をどこに追加すればいいのかを教えてくれるプロファイラです。
自習に便利なサンプル・コードも、シンプルで実用的なものが数多く用意されています。

シンプルなディレクティブの目的はGPUアクセラレータの活用はもちろんですが、オリジナルのソースコード可読性が保たれる点も大きなベネフィットです。ソースコードのメンテナンスを容易にし、GPU化によるダブルスタンダードを回避できます。  

 
もう一つ、OpenACCの特筆すべき点としてはポータビリティにありますが、特にPGI OpenACCコンパイラはその点で大きく進化しています。
このコンパイラは、GPUで実行するときだけでなく、x86マルチコアCPUで実行する際にもOpenACCコードをスピードアップできます。これは史上初の快挙です。
つまり、GPUのないシステムでも、このコンパイラなら、x86 CPUコア用にコードを並列化してくれるのでパフォーマンスが高まるわけです。もちろんGPUが搭載されていれば、GPUに合わせたコードの並列化が行わ れますので、その場合はマルチコアCPUに対してパフォーマンスが5倍から10倍に高まります。
このx86 CPUポータビリティ機能は、現在ベータ版として一部ユーザへ公開されている段階であり、2015年末~2016年初頭には一般公開される予定です。
 

 

 
計算化学アプリ-100行以下のコードを12倍に高速化

オーフス大学qLEAP理論化学センターのポスドク研究員、Janus Juul Eriksen氏 はOpenACCを使い、複雑な大規模分子シミュレーションに利用されるLS-DALTONというアプリケーションの高速化に挑みました。
オークリッジ国立研究所にあるGPUアクセラレーテッドのTitanスーパーコンピュータを使い、OpenACCでGPU化されたコードを動作させた結果、CPU上での動作と比較して実に12倍まで高速化することに成功しています。
しかも、世界有数のパワフルなスーパーコンピュータで実行するというのに、アルゴリズムに手を加える必要はまったくありませんでした。


GPUアクセラレーテッドのマシンでCやFortranのアプリケーションを動かしたいとお考えでしたら、まさに今がチャンスです!
ぜひG-DEPのTESLA搭載ワークステーションとNVIDIA OpenACC Toolkitで研究室のインハウスコードを加速して下さい。
G-DEP/UNIVでは NVIDIA OpenACC Toolkit の入った評価用貸出機をご用意しています。

 
※受託プレインストールについて
お客様がNVIDIA OpenACC Toolkitダウンロードサイトにユーザー登録して頂き、インストール作業を私どもへ委託して頂く流れになります。
 

GDEPアドバンス評価用貸出機申し込みサイト 
NVIDIA OpenACC Toolkitダウンロードサイト

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