G-Works & Container Hybridパッケージ「G-Works3.0」をリリース
NVIDIA社のエリートパートナーである株式会社ジーデップ・アドバンスは、軽量かつ直感的で扱いやすいOSネイティブなDeeplearning用バイナリアプリケーションと、より最新技術へのアクセスが容易となるコンテナアプリケーションの併用を可能とするために、Docker / Singularity / Slurmを同時インストールした「G-Works & Container Hybrid パッケージ」の最新版「G-Works3.0」を11月11日から提供開始します。
「G-Works」は、Deep Learningに使用される主要なフレームワークを、各世代のNVIDIA GPUに最適化してビルドしたソフトウェアの集合体です。これらはDocker イメージと違い、コンテナ化されていないOSネイティブなバイナリファイル群として構成されています。ジーデップ・アドバンスのユーザは、継続的にリリースされるG-Worksを、必要に応じてインターネットを通じてダウンロードし、使用することが可能です。
新しいG-Works 3.0はUbuntu 20.04 LTSに対応し、業界標準となっている仮想環境Dockerに加え、AI/HPCアプリケーションに適したSingularity、およびワークロードマネジメント用にSlurmをインストールしました。
また、NVIDIA社が提供するNVIDIA GPU Cloud (NGC)の内容を検索できるngcスクリプトも配置してありますので、コマンドラインから、利用可能なDocker Imageを簡単に探し出すことができ利便性を高めています。
G-Works 3.0における主なコンテナ関連ソフトウェア
Ubuntu 20.04 LTS
CUDA 11.3.1
Docker CE 20.10.10
NVIDIA Container Toolkit 1.4.0
NGC script 2.6.0
Singularity 3.8.4
Slurm 21.08.3
G-Works 3.0 for Ubuntu Linux 20.04 LTS
項目 | コンポーネント–バージョン | 説明 |
GPU Library | CUDA-11.3.1 | GPUサポート基本ライブラリ Ampere GPU対応 |
| cuDNN-11.3-v8.2.1 | Deep Learning用GPUライブラリ Tensor-core FP16対応 |
| nccl-2.9.9 | マルチGPUサポートライブラリ |
Compute Capability | 6.0, 6.1, 7.0, 7.2, 7.5, 8.0, 8.6 | GPU計算機能世代サポート |
Python base | Python-3.7.7 | Python言語環境 |
Python modules | numpy-1.19.5 | 数値演算ライブラリ |
| scipy-1.5.4 | 科学計算ライブラリ |
| scikit-learn-0.24.2 | 機械学習用データライブラリ |
| jupyter-lab-3.1.18 | iPython Web UI |
Deep Learning Framework | tensorflow-2.5.0 | Google開発 |
| pytorch-1.9.0 | Facebook開発 |
Other Libraries | OpenCV-3.4.14 | 画像ファイル処理ライブラリ |
| TensorRT-8.0.3.4 | NVIDIA Deep Learning用変換ツール |
G-Worksは継続的にリリースされ、常に最新のGPU環境に対してOSネィティブな開発環境と、Dockerコンテナベースでの開発環境を提供します。
G-Worksが利用可能なマシンは、ジーデップ・アドバンスから正式にライセンスを受けたマシンのみに制限されます。
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