ハンドサイン認識プログラムをバンドルした 「JetsonTX1 Deep Learningトライアルキット」を発売
この度NVIDIA®社の認定セールスパートナーである株式会社GDEPアドバンス(東京都文京区 代表:飯野匡道 以下、GDEPアドバンス)は、NVIDIA®社のビジュアル・コンピューティング用開発プラットフォーム「Jetson TX1 開発キット」にディープラーニング識別プログラムのサンプルとして「ハンドサイン認識アプリケーション」とHD1080のWEBカメラをバンドルした「Jetson TX1 Deep Learningトライアルキット」の販売を開始します。
「ハンドサイン認識アプリケーション」は、GDEPアライアンスパートナーである株式会社システム計画研究所(以下、ISP社)が開発。トライアルキットには、あらかじめディープラーニングのフレームワーク「Caffe」にて学習を行った6種類のハンドサイン(右手形状)を識別するニューラルネットワークのモデルが組み込まれており、付属のWebカメラからの入力映像に対しリアルタイムに判別を行います。
「ハンドサイン認識アプリケーション」としては、実装方法の異なる2種類のプログラム(Python版と、C++によるネイティブ版)を同梱しています。C++ネイティブ版では、最適化による高速化により、リアルタイムの識別を実現。Python版は、レスポンスは落ちますが、スクリプトが開示され、Caffeによる学習結果を用いた識別処理をプログラムに組み込む参考にしていただけます。
GDEPアドバンスとISP社は、ハードウェアの提供だけでなく、コンサルやアプリケーション開発、学習データの収集支援など、広範囲にディープラーニング開発支援を行っています。
◆Jetson TX1について
「Jetson TX1」は、50mm×87mmの基板にARM Cortex-A57、Maxwellアーキテクチャの256基のCUDAコアを搭載しています。演算性能は1TFLOPSを実現しつつ、10Wという低消費電力に抑えられています。
インタフェースはギガビット対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth、400ピンのSamtecコネクタを備えています。
◆Jetson TX1 Deep Learningトライアルキットご使用上の注意点
※C++によるネイティブ版のソースコード提供はありません。
※本製品について、ハードウェアの不具合以外での操作方法やサンプルコードについて一切のサポート提供はございません。
※本製品に同梱されているミドルウェア、フレームワーク、サンプルコードの著作権は開発元もしくは管理団体に帰属します。
製品 |
仕様 256 基のNVIDIA® CUDA® コアを搭載した NVIDIA Maxwell™ GPU Quad-core ARM® Cortex®-A57 MPCore プロセッサ 4 GB LPDDR4 メモリ 16 GB eMMC 5.1 フラッシュストレージ 802.11ac Wi-Fi および Bluetooth が使用可能なデバイスに接続 10/100/1000BASE-T EthernetOS I/O USB 3.0 Type A USB 2.0 Micro AB (リカバリーおよびホストモードに対応) HDMI M.2 Key E PCI-E x4 Gigabit Ethernet フルサイズ SDカード SATA データおよび電源 GPIOs、I2C、I2S、SPI* TTL UART フロー制御付き 付属品 キーボード、マウス、1080HDカメラ、4ポートUSBハブ、ハンドサインサンプルプログラム
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