オリックス・レンテックと提携しDeepLearning BOX®のレンタルサービスを開始しました

2017.07.19 プレスリリース
logo     日本初のディープラーニング専用ワークステーション「DeepLearning BOX®」レンタルサービス開始 ~大量かつ多様なデータを高速演算処理、ディープラーニングの研究・開発に最適な環境を提供~   株式会社GDEPアドバンス(本社:東京都文京区、社長:飯野 匡道、以下「GDEPアドバンス」)は、このたび、オリックス・レンテック株式会社(本社:東京都品川区、社長:井尻 康之 、以下「オリックス・レンテック」)のサービスに弊社のディープラーニング専用ワークステーション「DeepLearning BOX®」のレンタルサービスを開始いたしますのでお知らせします。   ディープラーニング(深層学習)とは、人間の脳の神経回路の構造を模倣して考案された情報処理の手法です。回路を多層化し複数の層の処理を行うことで、画像検索や音声認識などの分野において非常に高い精度で特徴を認識でき、複雑な判断をすることが可能です。また、AI(人工知能)の学習技術の一つとしても活用が拡大しており、この技術を応用した新しいサービスの実用化が進められています。 ディープラーニングを行うためには、通常のワークステーションと比べて、大量のデータを複数回にわたり高速で演算処理する必要があります。そのため、部品の耐久性や温度上昇を抑制する排熱設計など、機器にかかる負荷を抑え長時間の運用にも耐えられる、安定した設計が求められます。また、専用のソフトウェアや開発ツールも必要です。 「DeepLearning BOX®」は、ディープラーニングに最適なNIVIDA社の最新GPU*1が搭載され、各種ソフトウェアや開発ツールがすぐに使える状態で組み込まれているため、お客さまが導入しやすい設計となっています。 オリックス・レンテックは、国内初の計測器レンタル会社としてスタートし40年間にわたる精密機器のレンタルビジネスを通じて、最新技術を手軽にご利用いただく環境を提供しています。 GDEPアドバンスは、「その仕事にアドバンテージを」をコンセプトに、コンピュータのグラフィックス処理機能を加速化させ高速演算処理を可能にしたGPGPUをはじめとするアクセラレーターやオーバークロックワークステーション、ライブラリやコンパイラ、ソースコード解析から受託開発に至るまで、仕事や研究を加速するための手段を総合的に提供する総合ベンダーです。NVIDIA社パートナー認定制度「NPN(NVIDIA PartnerNetwork)」のエリートパートナーとして活動しています。 両社は、GDEPアドバンスの製品開発力およびオリックス・レンテックの資産管理ノウハウのコラボレーションにより、ディープラーニングを行うための機器調達の負荷を低減し開発サイクルを短縮することで、技術革新の加速化に貢献してまいります。 *1 GPU(Graphics Processing Unit):主に画像処理に特化した装置。 DLBOX_w_Monitor   ・CPU:Xeon E5-1620v4 4core/8t   ・グラフィックボード:Quadro GP100 16GB HBM2   ・マザーボード:Intel X99 ExpressChipset   ・メモリ:32GB(8GB×4)DDR4-2133Q   ・HDD:SSD 480GB MTBF120万時間   ・光学ドライブ:DVD±R/RW 2層対応スーパー   ・ネットワーク:onboard Dual GigabitEther   ・日本語キーボード、オプティカルマウス   ・ソフトウェア:Ubuntu   ・開発ツール:Caffe/CUDA/CuDNN / cuda-convnet2 / Chainer / DIGITS /         Python / Pycuda / Torch7 / Theano / TensorFlow オリックスレンテック社 リリースページ http://www.orixrentec.jp/file.jsp?id=5816
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