NVIDIA® NGC-Ready 認定 推論用エッジデバイス「Inference BOX®」を発売開始
NVIDIA T4搭載のInference(推論用)用エッジデバイス
NVIDIA社のエリートパートナーである株式会社ジーデップ・アドバンス(本社:東京都港区、代表取締役 飯野 匡道)は、推論用エッジデバイス「Inference BOX®」の販売を開始しました。
NGC-Redy認定を取得した安定性と高性能な推論性能を両立
「Inference BOX®」は、NVIDIA社の「NGC-Ready」システムに認定された高性能なディープラーニング推論処理性能を備えたエッジコンピューティングデバイスで、NVIDIA社のNGCコンテナー※を実行するための厳しい基準を設けた同社の一連のテストに合格しています。各種ハードウェアの組み合わせだけでなくソフトウェアスタックの各バージョンや使用環境、動作温度など多岐にわたるし視点から安定動作の検証が求められます。NVIDIA T4搭載の推論用エッジデバイスで「NGC-Ready」システムの認証を取得したのはジーデップ・アドバンス社の「Inference BOX」が初めてとなります(2020年7月現在)
NVIDIA T4 TensorコアGPUを搭載
推論エンジンにはサーバークラスのGPUアクセラレーター「NVIDIA T4 TensorコアGPU」を搭載し、FP32からFP16、INT8、さらにはINT4の精度に対応する画期的な性能を備え、CPUの最大40倍のパフォーマンスを発揮します。
※ディープラーニング、機械学習、HPC用の、GPU に最適化されたソフトウェアのハブ
T4 推論性能
また、NVIDIA® DGX™ 等で作成されたAI学習モデルを「Inference BOX」へ展開し、利用することが可能です。さらにTensorFlowなどのディープラーニングフレームワークや、NVIDIA® TensorRT™、NVIDIA DeepStream SDK などのNVIDIA 社が提供するソフトウェア スタック各種を有償オプションでカスタム・インストール対応することができます。監視カメラ、高解像度センサー、自動光学検査、スマート ファクトリ、その他のAIoT組込みシステムといった高度な推論性能が要求されるAIシステムに最適な性能を誇っています。
豊富なIOポートと拡張性
Inference BOXは、豊富なI/Oポート各種センサーに対応した多様なインターフェースや通信方式に対応し、さらにオプションで多彩なI/O接続を用意しています。最大12ポートのLAN、10ポートのPoE LAN、10ポートのCOM、16ポートのDIOを選択・接続することが可能です。
Inference BOXは、豊富なI/Oポート各種センサーに対応した多様なインターフェースや通信方式に対応し、さらにオプションで多彩なI/O接続を用意しています。最大12ポートのLAN、10ポートのPoE LAN、10ポートのCOM、16ポートのDIOを選択・接続することが可能です。
エヌビディア合同会社様からのエンドースメント
「NVIDIAは『Inference BOX』の発売を歓迎いたします。モバイル端末やIoTセンサーで生成される膨大なデータをエッジ環境で推論(Inference)処理および保護するニーズが、製造、小売、医療、輸送等の各業界において高まっています。NVIDIA NGC-Readyシステムとして認証された『Inference BOX』は、エッジでの要求の厳しいAI 推論ワークロードに対応できるよう、NGCソフトウェア※の機能性とパフォーマンスが検証されており、IT の専門家が物理的に居合わせない現場でもAI の展開のスピードアップやリスク削減を実現できるでしょう。」 ※ディープラーニング、機械学習、HPC用の、GPU に最適化されたソフトウェアのハブ
エヌビディア合同会社
エンタープライズ事業本部長 井崎 武士
ユーザー事例
Infervision.Japan様は2015年に中国の深圳で創業し従業員は340人、現在は北京市に拠点を置くスタートアップの医用画像AIエンジン開発会社です。
同社では昨今の状況を踏まえて、独自の画像解析プログラムエンジンを活用し新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連したAIによる肺画像解析プログラムを開発、中国と日本国内で展開をしています。
そしてこの解析用オンプレミスAI診断装置として、この度弊社の推論用エッジデバイス「Inference BOX」が選定され、昨年から国内の医療機関で稼働しています。
Infervision.Japan 取締役副社長 郭暁曦様から「サーバーの選定にあたっては、さまざ まな企業のデバイスを取り寄せて比較・検 討しました。その結果、ジーデップ・アドバンス の Inference BOX が、安定性においてもっ とも優れていた。コンパクトなサイズ感も魅力的で、病院への導入には最適の デバイスといえる」との評価を頂いています。
株式会社ジーデップ・アドバンスについて
https://www.gdep.co.jp/
株式会社ジーデップ・アドバンスは、「その仕事にアドバンテージを」コンセプトに、GPGPUをはじめとするアクセラレーターやオーバークロックワークステーション、ライブラリやコンパイラ、ソースコード解析から受託開発に至るまで、仕事や研究を加速するための手段を総合的に提供するソリューションプロバイダーであり、NVIDIA社パートナー認定制度「NPN(NVIDIA Partner Network)」の日本初のエリートパートナー及び、日本初のATP(Advanced Technology Partner)として活動しています。
■製品、サービスに関するお問い合わせ先
株式会社ジーデップ・アドバンス
ソリューション部 担当:入江・永井・小島
E-mail:sales@gdep.co.jp
TEL:03-6803-0620 ※電話受付(平日)9:00~17:00
■報道関係からのお問い合わせ先
株式会社ジーデップ・アドバンス
広報担当 小島 E-mail:news@gdep.co.jp
TEL:03-6803-0620 FAX:03-6803-0450
※NVIDIA、NVIDIAロゴは、米国NVIDIA Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※記載されている製品名等は各社の登録商標あるいは商標です。
※記載されている情報はリリース時点のものです。予告なく仕様、価格を変更する場合や販売終了、延期となる場合があります。