NVIDIA DGX A100®の取り扱いを開始します

2020.05.14 プレスリリース

NVIDIA DGX A100

NVIDIA-DGX-A100

NVIDIA®のエリートパートナーである株式会社ジーデップ・アドバンス(本社:東京都港区、代表:飯野匡道、以下 GDEPアドバンス)は、5月14日 日本時間22時にGTC2020 KEYNOTEにて発表されたNVIDIA社の新しいGPUアーキテクチャA100を搭載したアプライアンスサーバー「DGX A100®」の国内での取り扱いを開始します。

DGX A100 世界初の5ペタFLOPSを実現

DGX A100®はGPUに最新のAmpereアーキテクチャである A100 GPU8基を双方向600GB/Sの新世代NVSwitch で結合しています。CPUはAMDのRome EPYC7742 64コア を採用。ストレージはOS用として1.92TB NVMeSSDをRAID-1で搭載し冗長性を確保、さらにキャッシュ用として高速なU.2 NVNeをRAID-0構成で15TB(3.84TBx4基)の容量をオールフラッシュで提供。
外部インターコネクトはMellanox ConnectX®-6 HDR 200Gb/s のQSFP56ポー トを9基装備しスケールアップを強力にサポートする仕様です。
新GPU A100®の演算性能は、倍精度で19.5TFLOPSと従来のV100の約2.5倍、単精度は「TF32」と呼ばれるFP32とFP16のハイブリッド方式を採用しソフトウェアの改編の必要なく 312TFLOPSのスループットを実現、ディープラーニング推論性能は1,248TOPSといずれもV100の約20倍の演算性能を誇り、8基のA100®を搭載したDGX A100®のAI性能は1ノードで実に5PFLOPSに達します。
さらに、新たに追加された MIG(Multi instance gpu) 機能は A100 GPUを7つのインスタンスに分割して、メモリ、キャッシュ、コンピューティングコアなどのリソースを割り当てて利用できます。1台の DGX A100 で最大56のインスタンスを立ててフレキシブルにリソースを配分し、推論、学習、HPC といった複数のワークロードを互いのレイテンシとスループットに影響を与えることなく同時に実行することが可能になります。



NVIDIA A100 TENSORコアGPU 

DGX A100 TENSOR
NVIDIA A100 Tensor コア GPU による前例のない高速化をもって、世界で最も困難な計算に AI、データ分析、HPC (ハイ パフォーマンス コンピューティング) で挑むことができます。
​第 3 世代の NVIDIA Tensor コアにより性能を大幅に向上できるようになり、A100 GPU を効率的に数千までスケール アップできます。また、マルチインスタンス GPU を使用すれば、あらゆるサイズのワークフローを加速するために 7 つの小さな専用インスタンスとして割り当てることができます。

マルチインスタンスGPU(MIG)

DGX A100 MIG
MIG を利用することで、DGX A100 の 8 つの A100 Gpu を最大 56 個の GPU インスタンスとして構成し、それぞれが独自の高帯域幅メモリ、キャッシュ、コンピューティング コアで完全分離できます。
​これにより管理者は、複数のワークフローに対してサービス品質 (QoS) が保証された GPU のサイズを適切に設定することができます。

600GB/Secを実現する次世代NVLINKとNVSWITCH

DGX A100 NVswitch
DGX A100 の第 3 世代の NVIDIA® NVLink® は、GPU から GPU への直接帯域幅を 600 ギガバイト/秒 (GB/s) まで倍増します。
​これは PCIe Gen4 のほぼ 10 倍に相当します。DGX A100 には、前世代と比較して 2 倍の速度を可能にする次世代の NVIDIA NVSwitch™ も搭載されています。


Mellanox Connect X-6 VPI HDR Infiniband 

DGXA100_conectX6
DGX A100 には最新型の Mellanox ConnectX-6 VPI HDR InfiniBand /イーサネット アダプターが搭載されており、それぞれが 200 ギガバイト/秒 (GB/s) で動作し、大規模 AI ワークフロー用の高速ファブリックを形成します。

最適化されたソフトウェアスタック

DGX A100 ソフトウェアスタック
DGX A100 には、AI チューニングされた基本オペレーティング システム、必要となるすべてのシステム ソフトウェア、GPU 対応アプリケーション、トレーニング済みモデル、NGC™ の各種機能など、テスト済みで最適化された DGX ソフトウェア スタックが統合されています。



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GDEPアドバンスではDGXユーザー様と招待者様に限定し、今回のGTC KEYNOTEとDGX A100®についての速報オンラインイベントを5月20日に開催致します。

株式会社ジーデップ・アドバンス オンラインセミナー 
GTC2020 基調講演 速報オンラインイベント」
2020年5月14日に行われたNVIDIAのCEOのJensen Huangの基調講演の内容をジーデップ・アドバンス代表の飯野と技術顧問の林が対談形式で解説します。また著名なテクニカライターである笠原一輝氏を迎え、今回の基調講演の核心に迫ります。
日時 2020年5月20日(水) 14:00 ~15:30(予定)
第一部 Jensen基調講演注目ポイント ジーデップアドバンス代表 飯野匡道 技術顧問 林憲一
第二部 テクニカルライター笠原一輝氏によるGTC2020基調講演核心解説

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<ご注意点>セミナーご参加にあたり
本セミナーにつきましては以下の点をご理解の上お申し込み頂きたくお願い申し上げます。
・本セミナーの対象者はDGXシリーズのユーザー様と弊社からのご招待様に限らせて頂きます。
・本セミナーの受講者は100名限定となります。申し込み多数の場合は抽選となりますことをご了承下さい。
・本セミナーへのお申込みについては勤務先企業/法人/学校に所属されている方を対象にしております。
 イベント登録にはフリーメールでのご登録はお断りしており、所属企業及び法人のドメイン(co.jp /ac.jp 等)のご登録をお願い致します。
・事前に簡単なアンケートにお答え頂いたうえでのご参加となっております。ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。
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