GDEPクラウドの「DGXトライアル無償サービス」を提供開始

2022.07.13 製品情報

DGXシステムを使ったマルチGPU環境が手軽に体験可能に

 

株式会社ジーデップ・アドバンス(GDEP Advance,Inc. 本社:東京都港区、代表:飯野匡道)は、NVIDIA製AIアプライアンスサーバー「NVIDIA® DGX シリーズ」を利用した「GDEPクラウド DGXトライアル無償サービス」の提供を2022年7月13日(水)より開始します。

当社は、2021年3月に国内初のNVIDIAのCSP(Cloud Service Provider)ライセンスを取得し、NVIDIA DGXを専有クラウドの形で提供する「GDEPクラウドサービス」を展開しています。今回の「DGXトライアル無償サービス」に使用するNVIDIA  DGX-2は、GPU間の相互接続における革新的なテクノロジNVIDIA NVSwitchが搭載されており、16基のGPUが同時に300GB/secの超高速相互接続することで、最大2ペタFLOPSの理論ピーク演算性能を実現し、少ないオーバーヘッドでマルチGPUの恩恵を最大限に得られるアーキテクチャとなっています。

「DGXトライアル無償サービス」では、NVIDIA V100のマルチGPU環境(4GPU)が5日間無償で利用が可能です。NVIDIAハイエンドマルチGPUの専有開発環境が試用できますので、GPUの増設やマシンリプレイスの検討、PoC環境としての利用、繁忙期やダウンタイムでマシンリソースが足りない時などにも活用できます。本サービスの利用対象者は、2022年7月以降出荷の当社製DeepLearingBOXシリーズ製品の購入者となります。申し込みは製品に同梱される本サービスの説明書を確認の上、専用サイトからの申し込みになります。

DGXトライアル無償サービスの内容

GDEPクラウドDGXトライアルサービスのマシン環境は、物理ノードの上にコンテナイメージを用いて仮想環境を構築し、それぞれ4GPUが割り当てられるようリソースを分割してあります。
OSはUbuntu20.04を用い、基本的には当社製DeepLearingBOX出荷時に搭載されるOS環境のサブセットになっています。
アプリケーションはG-Works 3.0並びにminiconda3が利用できます。
トライアルユーザーは、端末プログラムから、割り当てられた仮想ノードに暗号鍵を使用してssh接続でログインします。アクセス元のアドレスは制限がありますが、接続端末数は制限がありません。
サービスへのアクセス方法など詳細についてはサービス利用開始までに当社よりユーザーガイド等を案内します。

<本サービスの利用について>
・法人(法人格を持つ団体、大学法人含む)のユーザーに限ります。
・利用希望日は必ずしも希望に沿えない場合があります。その際には当社から候補日を提案いたします。
・サービス期間は利用開始日より5日間となります。
・マシンの状態や当社の都合により、期間の途中でも中断させていただく場合があります。その場合は改めて
日程調整を行います。
・本サービスの利用により、万一事故損害を被る事態が発生しても当社はその責に任じません。
・本サービスの利用については約款の内容をご確認の上で利用ください。 
・本サービスは予告なくサービス内容の変更、終了、延期となる場合があります。

 

ジーデップ・アドバンスについて

株式会社ジーデップ・アドバンス(東証スタンダード、証券コード:5885)は、「Advance with you」をミッションに、GPGPUをはじめとするアクセラレーターやハイエンドワークステーション、広帯域ネットワークや高速ストレージを用いたクラスターシステム、さらにライブラリやコンパイラ、ジョブスケジューラなどの運用ツールの提供構築から運用支援まで、仕事や研究を前に進めるための手段をオンプレミスやレンタル、クラウドなどあらゆる形態で総合的に提供するAIとビジュアライゼーションのソリューションプロバイダです。NVIDIA社の「NPN(NVIDIA Partner Network)」においてエリートパートナーとして活動しています。

※記載されている会社名、製品名等は各社の登録商標あるいは商標です。

 

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