DGX Spark – System Connections

DGX SparkのリアパネルはすべてのI/Oポートが配置されており左側には電源ボタンがあります。
電源ボタンの隣には4つのUSB-Cポートがあります。1つのポートはDGX Sparkに電力を供給するために使用され、残りの3つはユーザーのために空いています。
パネルの中央近くにはHDMI 2.1aポートがあり、ディスプレイをDGX Sparkに直接接続できます。HDMI 2.1aは、最大8Kディスプレイを120Hz HDRまでサポートし、ネットワーク接続はパネルの右側にあります。中央近くにはRJ-45イーサネット接続があり、最大10Gbps（ギガビット毎秒）の速度で通信できるイーサネット（LAN）規格です。
左側にはConnectX-7 200Gbps QSFP接続があります。Quad Small Form-factor Pluggable（QSFP）接続は、高速データレートをサポートします。
ユーザーは、2つのDGX Sparkを接続して、最大405BパラメータのAIモデルに対応できる個人クラスターを作成するためにQSFPケーブルが必要です。また、2つのDGX Sparkシステムを接続するには1つのポートのみが必要となります。

 

DGX Sparkとその他のAIシステム環境の比較

AI開発のためのシステム環境を検討する際、ハイエンドのワークステーションGPUのうちの2つがメモリとして稼働しますが、開発者がラップトップやデスクトップシステムを追加しようとする場合、コストが高くなります。
データセンターやクラウドは、膨大なコンピューティング容量とメモリ容量を必要とするため、AI開発者はデータセンターのリソースや、クラウドインスタンスの予算を確保したりする必要があります。
その点、DGX Spark は、デスクトップ デバイス上でより大きな AI モデルやワークロードで作業する必要がある AI 開発者に最適です。